地震と浜名湖と直虎と。

1498年に東海地方を中心とした明応の地震が起き、浜名湖が海と繋がった。それにより浜名湖南岸を通っていた東海道が分断され、渡し船による通行が必要になった。主要街道だった東海道の往来は減り、それまでは裏街道だった姫街道の通行量が増えていくことになった。

つまり姫街道の気賀宿のあたりにあった井伊家という存在が、これまで以上に重要視される事になったのだ。地震から約50年、去年の大河ドラマの主役直虎が生まれた。地震によって井伊家、そして直虎の運命は変わったと考えてもおかしくない。

明応の地震から209年後の1707年に宝永地震が起き、さらに147年後の1854年には安政東海地震が起きている。
それらの地震の影響もあり江戸時代に橋がかかることはなかった。東海道に浜名湖を渡る橋ができ、渡し船が無くなったのは昭和になってからである。

約1ヶ月前に台湾で起きたM6.4の大地震、沖縄西表の震度5弱の地震。これらの地震は過去に東海地震を起こしてきたフィリピン海プレート上で起きている。

今年は安政東海地震から164年。周期的にはいつ起きてもおかしくない時期にある。